内装パネルを高級感あふれるピアノブラックへ
今回は、お客様がご自身で取り外された内装パネルをお持ち込みいただき、艶やかなピアノブラックへリペイントした施工事例をご紹介します。
車内の印象を大きく左右するパーツだからこそ、下地から丁寧に作り込み、仕上げの艶感までこだわりました。
ただ色を塗るだけでなく、塗装前の補修や磨き工程も含めて、質感アップを実現しています。

施工前の状態
・元の状態はツヤなしグレーのパネル
・使用による細かいキズがあり、光沢感はなし
・一部パーツ取り外し時に樹脂爪が破損(お客様より事前申告)

施工工程
1. スイッチ取り外し&破損箇所の確認
今回の素材は PP-TD20という伸び難い樹脂。
破損箇所は、爪が収まる穴周辺が欠けていたため、無理に工具などで持ち上げたことが破損に至ったようです。
少しドライヤーで温めることで容易に取り外すことが出来ます。

2. 樹脂補修
破損部の補強含め補修させて頂きました。
・ヒートステー(メッシュ)で芯を入れ強度を補強
・樹脂を少量盛り、形を整え完了

3. パネル下地処理
これが一番仕上がりに影響する作業かつ最も地味で大変な作業です。
・シボ形状が無くなるまでペーパーがけ(#240~800)
・サフ塗装、磨き(#800)
凹んだ形状の側面にもシボが、、、意外にパネル形状が複雑💦完成仕上がりを妄想しながら、手磨きでシャコシャコ~

4. 塗装、最終チェック
・吹付塗装(黒→クリア)
・乾燥後、クリア磨き(鏡面研磨)
研磨後、ライト・西日などに照らして細かな線傷残りがないか最終チェック。特にブラックは気を使いますね
今回は、ビフォーアフターをCM風に作ってみました!
🔹お客様のおことば
内装樹脂パーツカスタムとエンジンルームの樹脂カバーリペアをお願いしました。
どちらも非常に丁寧な作業で満足な仕上がりでした。
普通は気づかない細かいところも拘って作業されてると感じました。
またお世話になりたいと思います。
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まとめ
ピアノブラック塗装は、単に色を変えるだけでなく、車内全体の雰囲気をワンランク上げるカスタムです。
今回のように補修と同時施工も可能ですので、気になる方はお気軽にご相談ください。
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